こんにちは!
水曜日担当の岩崎です。
今回は、窓の中でも性能値の高いLIXILのサーモスXについてです。
まず、使用されているガラスですがサーモスHがLow-E複層ガラス(二枚ガラス)なのに対して
サーモスXはトリプルガラスとなっているため、より熱の出入りを防いでくれます。
縦すべり出し窓の熱貫流率で比べると、サーモスHが 2.33W/(㎡・K)に対して
サーモスXはトリプルガラス(クリプトンガス入り)のもので、1.03W/(㎡・K)となっており、かなり違います。
ちなみに、熱貫流率は数値が小さいほど断熱性能が高いです。
ただ、トリプルガラスともなると重くて開け閉めの時に力が必要じゃないのか?
と思われるかもしれませんが、下図のように中心のガラスの厚みを薄くしたことで、
複層ガラスの場合とあまり変わらない力で楽に開け閉めができるようになったということで、
家事のさいの開け閉めで億劫にならずにすみます!
また、断熱性能が高いということは結露発生を抑え、
結露によるカビやダニの発生の予防にもなるので安心です。
ただし、性能がよいぶん費用もかかりますので、全部のガラスに取り入れるのではなく、
大きな開口部を取りたいリビングなどに採用することをお勧めします。
また、日当たりのよい面に設置することで、夏の暑い日差しを抑え、
室内の温度上昇を防いでもくれます。
なので、一番日射が入ってきやすいLDKの掃き出し窓(LDKの窓が南にあると仮定)を
加度商の標準仕様ではサーモスXとしています。
もちろん、冬の冷気も抑えてくれるので、エアコンなどにかかる費用を抑えることができので、
ランニングコストの削減にもつながり、長期的に見れば家計にも安心ですよ!
それでは今日はこの辺で!
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