こんにちは!
設計監理課の常盤です。
前回のブログでも紹介させていただきました「応急仮設住宅実施研修」を
11/4(土)に無事開催することが出来ました!
ですので、今回は実際にどういった手順で行ったのか紹介していきます。
まず初めに家の基礎部分になる【床(土台)】を組み立てていきました。
実際のお家では、コンクリートで基礎を作っていくのですが、
その場合、完成までに約1カ月かかってしまいます。
「応急仮設住宅」の建築には時間が限られています。
その為、写真のような木杭(丸太)を使用して基礎を組み立てていきました。
大工はもちろん、私も普段事例のないことでしたので、事前準備はもちろん、施工もとても難しかったです。
実際に施工するとなると1番大切な部分になってくるので、どういった手順で行えば上手くできるのか、
今後の鍵になってきますかね、、、。
次は柱を起こしたりする【建方】作業です。
この作業は普段から慣れている作業だったので、大工さんも手際よくスムーズに行うことが出来ました。
そして今回の研修の目玉である【界壁】の作業です。
界壁とは、アパートでいう隣りの部屋との間仕切り(壁)のことです。
私は1軒家の施工経験しかなく、界壁の施工を見たことが無く、材料の手配・段取りなど凄く大変でした(~_~;)
まずは断熱材の施工です。
通常の断熱材は天井までの施工なのですが、界壁部分は小屋裏まで施工が必要になります。
大工さんも施工経験が少なく、講習もかねて行われました。
次はボード張りです。
通常は1枚しか貼らないのですが、万が一火災が起きてしまった場合に隣の部屋へ燃え広がらないよう、
2枚張る必要があるんですね~。
ボードを貼り終え、今回の研修はここまでとなりました。
今回の研修はほんとにわからないことだらけで、苦労しましたが、
先輩や業者の皆さんの協力のおかげで何とかやり遂げることが出来ました!
また、このプロジェクトに携われたこと、とても光栄に思います。
そして反省点も沢山出てきました。
今後はこの反省点を活かし、実際に「応急仮設住宅」が必要になったときにスムーズな対応ができる用、
“広島バージョン”として作り上げていけたらいいなと感じました!
それでは今日はこの辺りで!
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