こんにちは。
榊原です。
今回題材にしたのは、日常に紛れている建築用語のお話です。
みなさん当たり前のように使っている言葉が実は、
建築用語から引用されているものがあったりしますので、2つほどご紹介します。
1つ目は『束の間』(つかのま)
よく「束の間の休息」とか言って出てきますよね。
建築で「束」とは木造で用いられる屋根や床下に用いられる短い柱の事です。
短いから転じて「ちょっと」とか「少し」という意味を持ったと言われています。
2つ目は『几帳面』(きちょうめん)
物事をすみずみまできちんとする様子。とかって意味がありますが、
語源を辿ると、平安時代の間仕切りなどに使われた家具である「几帳」
「几帳」が張られる柱の面(角)に、よく用いられた加工の仕方から「几帳面」と言われています。
その加工の仕方が細部まで丁寧な事から、今よく使われている意味に転じたんです。
まだまだありますが気になった方は調べてみてくださいね。
お読みいただきありがとうございました。それではまた次回に!