こんにちは。
営業課の柚山です。
過去2回の見学会で満員御礼、こちらの大人気の平屋。
お施主様のご厚意に甘えて、OB見学会をまたまた開催しちゃいます!!
OB見学会「平屋が叶える、すこやかな暮らし」in福山市神辺町
そして本日のブログでは、平屋の見学会に参加する場合、どのような点に着目して見学すると良いのか。平屋のお家を見学する際に、チェックしたいポイントをまとめてみました。
まずは、平屋の魅力を再確認。
平屋の最大の特徴は、すべての空間がワンフロアに収まる点にあります。
2階建ての住宅よりも構造的な安定性が高く、間取りにも柔軟性もあるため、個性的な配置やデザインを実現しやすいと言えるでしょう。
すべてがワンフロアということは、バリアフリー化のしやすさに繋がり、子供からお年寄りまでさまざまな年齢の方が暮らしやすい住宅になります。
階段がないということは転落の危険性もないため、特に小さい子供がいる家庭では安心ですね。人だけではなく、愛犬や愛猫などペットに対しても優しいと言えるでしょう。
また、ワンフロアということで家族が顔を合わせる機会が増えやすくなります。玄関から2階へ直行というようなことがないため、コミュニケーションを取りやすくなります。
さらに、階段や廊下といった移動のための空間が不要になるため、敷地を無駄なく居住スペースに使えます。
将来、子供が巣立った後は2階が不要になる可能性が高いため、最初から作らないという選択をすることで、スペースとコストの無駄を省くことが可能です。
一方で、平屋ならではのデメリットも存在します。
できれば平屋を検討している段階でデメリットもきちんと把握しましょう。
建築を開始する前に認識しておくことで、後悔を減らし満足度を上げることに繋がります。
せっかく見学しに行くのであれば、しっかりと事前準備をして効率的に情報を収集しましょう。
平屋を見学する際の4つのポイント
1. 広さのイメージを掴む
もし自分が実際に平屋を建てるのであれば、どのくらいの広さがほしいのか、部屋数はどのくらい必要なのかを想像しながら見学するようにしましょう。
また、2階建てに比べると、平屋のモデルハウスはあまり多くありません。
そのため、一般的なサイズや仕様の平屋を見学できる見学会に参加できるチャンスは限られています。
OB見学会であれば、「見せること」を目的としてつくられたモデルハウスと違い、「暮らすこと」を第一に考えられているため、広さも現実的で参考にしやすくなります。
実際に平屋を建てたOB様に、どのようなこだわりを持ってプランを考えたのかを聞くこともできます。
ぜひ部屋の広さと坪数を体感で確認しておきましょう。プランを考える際に、広さの感覚が身についているととても役立ちますよ。
2. 実際の暮らしをイメージして動線はスムーズか
生活動線や家事動線がきちんと考えられていないと、日々の生活を送る上でストレスがたまる原因になります。「生活動線」とは、例えばリビングからトイレやお風呂への移動、玄関から各部屋への移動など、生活する際の移動経路を言います。「家事動線」とは洗濯物を洗う・干す・しまうまでの流れや、料理や掃除をするなどの家事をする際の移動経路のことを指します。
見学する際は、実際に生活していることを想像しながら、住みやすいかどうか判断することが重要です。朝起きてから1日の流れをイメージしながら、どのような動きになるのかを確かめてみましょう。
3. 収納の量を確認
適切な収納量を確保するために、あらかじめ収納量と週の場所を想定しておくことも大事です。
平屋は2階建てと比較するとどうしても延床面積は狭くなります。生活スペースにゆとりを持ちすぎると収納が足りず、物が散乱してしまったり収納用の家具を買い足したりする必要がでてきます。
反対に、収納スペースを取りすぎてしまうと、家具を配置した際に物が詰まってしまい、狭く感じたり動線の邪魔をしてしまったりすることになります。
家族全員の現在の持ち物量と、今後増えていく物の量などを、見学会に参加する前にある程度見積もっておきましょう。
事前にこれらの量を把握しておけば、お家を見学する際に最適な収納量・収納位置について考えることができます。
「これはリビングに収納すると便利そう」「ここは収納をなくして広くしたい」など家族で話し合いながら見学すると、実際に生活したときのイメージを家族間で共有できます。
平屋は2階がないため、床面積を増やすのが難しい側面があります。
つまり「収納を増やすのも難しい」ということです。
空間を上手に活用して収納量を増やしつつ、収納スペースと居住スペースのバランスをうまく両立させることが、満足のいく平屋の家づくりにつながります。
4. 窓の大きさや日当たり、風通しを見る
平屋のデメリットとして、建物が大きいほど部屋の四方が他の部屋で囲まれ、窓がなく日当たりや風通しの悪い空間ができやすくなるという傾向があります。
平屋を見学する際には「どの程度の明るさが必要になるのか」も考えておきましょう。
明るさを考慮せずに建築してしまうと、日中でも暗い場所が生まれてしまい、常に照明をつける生活になることがあります。
窓の大きさや位置、方角などを確認してどのように採光をしているのかをしっかり見ておきましょう。
同時に風通しに関しても確認します。
平屋の広さを確保しようとする場合、東西南北の壁面同士で距離が生まれやすくなります。
そのため、窓と窓が部屋や壁で区切られてしまい、風通しが悪くなってしまいがちです。
実際に見学会に参加するときは、採光・風通しをどのようにして確保しているのかに着目すると、快適な平屋を建てるヒントになります。
窓のサイズ・配置や間取りと併せて、ぜひ家の形もチェックしてみてください。
今回は、平屋のお家を見学する際に、チェックすべきポイントをご紹介しました。
平屋を検討しているのであれば、ぜひ見学会に積極的に参加して、上記で紹介したポイントに着目しながら見学してみてください。
それでは、今日はこのへんで。